あなたにとっての小さなゴミは、ほかの動物にとって大きな危険となる。
カナダのアルバータ州で釣りをしていたアダム・ターンボール。彼の釣った魚、形がどこか奇妙だが…。
Adam Turnball
お腹に食い込むプラスティック片。
釣れたのはノーザンパイク。釣れた瞬間、アダムは「ほかの魚に攻撃されて怪我をしているのかな」と思ったという。しかし、よく見るとノーザンパイクのお腹にぐるっと巻きつき食い込んでいるのは、小さなプラスティックゴミ。
Adam Turnball
お腹から外してやったゴミは、スポーツドリンクの包装材だった。
「こんなの今まで見たことなくて、とてもショックを受けた」とBuzzFeedの取材に話す。
「こんな状態の魚を釣ったという人の話も聞いたことない。この魚は、お腹にプラスティックを巻きつけた状態で何年も過ごさなければならなかった」
Adam Turnball
リリースする前に、プラスティックを外し、数枚の写真を撮り、Facebookで呼びかけた。
「ゴミは持ち帰りましょう。パワーエイドのパッケージ片なんて、ゴミ箱見つけるまでポケットにいれておいても邪魔にならないですよね。拡散希望です」
彼のポストは、すでに3万回以上シェアされている。ここまでシェアされるとは予想外だったというアダムだが、ポイ捨て行為がいかに他を苦しめているのかを、たくさんの人が話すきっかけになったなら嬉しいという。
「自分で持ってきたものは、持ち帰ろう」
この記事は英語から翻訳されました。